逃げ出したくなるような辛い日々が、自分を大切にする事を教えてくれた



人生で一番長く一緒に過ごす人はパパさん


そんなパパさんといろいろあったけれど、当時、私的に何が一番しんどかったかって、


誰も責められない事。


でした。


私、子育てで必死。余裕ゼロ。

でも、パパさんも仕事で必死。余裕ゼロ。


子育てを助けて欲しい。でも、パパさんが大変なのもわかる。連日仕事が大変で、帰ってくるのが遅くて、寝る時間も短くて、疲れてるから、頼めない。助けを求めにくい。


かと言って、自分も子育てでいっぱいいっぱいなので、その気持ちのやりどころに困って、我慢して、イライラして、子ども達へとその矛先を向けてしまって、さらに落ち込む日々…。


パパさんにイライラもするけど、大切な相手にイライラするのも嫌だから、無意識に、無関心になる事を選んでいた気もします。


この負のサイクルの断ち切り方がわからなくて、もがき苦しんだ日々。


そりゃーいろいろありました。


でも、この流れって、冷静に考えると、実は誰も悪くないんですよね。


2人とも一生懸命。必死。余裕がない。ただそれだけ。


相手を憎みたいわけでもなく、嫌いになりたいわけでもないんです。


でも、イライラする自分も嫌で、逃げ出したくもなる…。



そんな負のサイクルから抜け出すきっかけになったのが、


”自分を大切にする”


というのを教えてもらった事でした。



最初はやり方がさっぱりわかりませんでした。子ども達もいるし、自分を大切にする事に、罪悪感さえありました。


自分に時間を使っていいの?

自分の為にお金を使っていいの?

自分がやりたい事をやっていいの?


いつからか、自分がやりたい事を考える余裕もなく必死に突っ走ってきていたので、自分の気持ちを考える事すら、やり方を忘れていたぐらいでした。


でも、少しずつ、少しずつ


今、私は何をやりたい?

私は何にイライラしてる?

本当は何がしたい?

私がワクワクできる事は何?

etc...


例えば、


今日はもう疲れてご飯作りたくない!→惣菜を買ってみる


音楽を聴きたい→お母さん、これ聴きたいねんと子ども達に言ってみる


パパさんとゆっくり話したい→子ども達を少し放置してでも話す時間を作ってみる


そんな小さな事だけれど、自分の気持ちに意識を向けるようにして、その気持ちを大事にして、できるだけ答えるようにしていくと、自分の心が時々軽くなっている事に気がついたんです。


子ども達にも”お母さん、笑ってる”って言われるようになってきたんです。(どれだけ怖い顔しててんって感じですが…(涙))


こうやって、”自分を大切にする”事を積み重ねる事で、パパさんと向き合えるエネルギーを作る事ができた気がします。


”自分を大切にする”って本当に大切。


でも、振り返ってみると、子育てで負のスパイラルになって藁をもつかみたいほどに辛かったからこそ、”自分を大切にする”ことの大切さに気づけた気もします。


そんな自分でも、お母さんにしてくれた子ども達やパパさんにも感謝です

SATO LIFE to omogaeru

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