人間vs鳥
昨日は、師匠に声をかけてもらって、フナを守る囲い?作りを手伝わせてもらいました。
フナは、田んぼに放って養殖するようなのですが、田植えしたばかりの田んぼに放つと、鳥や動物(ミンクやイタチ)から丸見えで食べられてしまうので、ある程度稲が育ってフナが隠れるまで、他の場所で飼育するとのことで、そのための囲い作りでした。
師匠は、毎年、毎年、頑丈に作って、『今年は(動物に)勝った』と思っても、「必ずどこかから入って食べられてしまう。」と、言っていました。動物…特に”鳥”は賢いと。「今でも、サギなんかが、どこかから、早く人間が立ち去るのを待ってるよ。」と言って、囲いができあがるまで、師匠はフナから一時も離れる事なく作業されてました。
私も頑丈にしあげるべく、金網を縫い合わせる作業をさせてもらいました。
仕上がった囲いは『これ、どこからフナを取るんだ?(笑)』なんて言うぐらい頑丈になったのですが、さて、稲がある程度育つまでの3週間ほど?無事に食べられずにフナを守り切れるのか…。ドキドキです。
↓かごは、フナのお家です。隠れる場所を作ってやらないと、落ち着きがなかったり、元気がなくなってしまうそうです。”生き物”にもちゃんと知恵や意思や気持ちがある事を、体験を通して話してくださるので、どんな教科書を読むよりも面白くて仕方がないです。
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