御代田町の教育委員会、学校はあたたかいです。
先日、御代田の教育委員会の方から連絡をいただきました。
『その後、お子さん方はどんな様子ですか?』
直接、お会いして、いろいろとお話をさせていただきました。
『お子さんの活動も聞いていますよ。田んぼでの活動も立派な学び。出席とする事もできますよ。』
『出席日数にこだわるわけではないけれど、何かのきっかけになるなら、そんな方法もありますからね。』
『お子さん達が何かやりたい事、興味がある事があれば、なんでも言ってください。いくらでもサポートしますからね。』
そして、教育委員会の方から、子ども達にとって一歩踏み出す場所になれば…と、”なから”という居場所事業をされている場所も利用可能ですよと提案していただきました。
後日、”なから”さんを見学させていただきましたが、代表の方もとてもあたたかく、経験も豊富で、安心感のある方で、良い感じの場所でした。
ただ、我が家の子達は、まだちょっと人と会う事や、外出に抵抗感があり、すぐにそこへ行ってみたい…となる感じでもないと思います…と、お伝えしても
『もちろん、焦る必要はないですよ。何かあれば、こういった場所もあると知っておいてもらえたら。』との返答。
学校に行っていなくても、町の子ども達の一人として、何か地域と関われたらとサポートしてくださる教育委員会や”なから”さんの存在は、安心感があって、とてもありがたく、素晴らしいなと思いました。
月に1度程度、私だけ担任の先生と面談をしていますが、学校の先生方も”学校に通う事”を目標とするのではなく、子ども達がのびのびと何かに挑戦できたり、地域の人や誰かと関わる。そんな事を目標としてお話をさせていただけるので、とてもラクです。
子ども達の環境を変えよう。
そう思って移住を決断した時は、学校の雰囲気がどのようなものかは全く知りませんでした。
もしも、学校側に子ども達の思いが伝わらないようであれば、その時は私達夫婦で子ども達を守ろう。そんな風に思っていましたが、
想像以上に子ども達を理解してくださり、気にかけてくださり、サポートしてくださり、ありがたいかぎりです。
子ども達も、すぐに行動する…とまではいかないものの、”自分たちを信じてくれて、守ってくれる大人”の存在を知る事で、社会への不信感を拭いつつあります。
本当にありがたいです。
おかげさまで、子ども達もずっと”自分を守る””傷を癒す”事で精一杯な雰囲気でしたが、最近は、”動くためのエネルギー”を溜めだしている感じがしています。
とはいえ、焦らず、見守っていきたいと思います。
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