その日は突然に。

10月の末。
我が家にまた良い風が吹きました。

長女がいつも作業している田んぼに来てくれました。

最初は家族でピクニックをしに。半ば強引に連れていきましたが、元々自然が好きな長女、早速靴を濡らして楽しんでいました。



次はお世話になっている方の脱穀のお手伝いについてきました。

脱穀のお手伝いはしませんでしたが(手も沢山あったので)河原で末っ子と、泥団子やサラ砂作りに没頭していました。そして、お世話になっている方々とお茶をする場所にも来てくれて、午前中も午後もいつもの田んぼ付近で遊んでいました。


そして、また、別の日。師匠の田んぼの脱穀のお手伝いにもついてきてくれました。最初は川の方へ末っ子と遊びに行っていたのですが、戻ってきたら、少し手伝ってくれました。

お昼を田んぼの側で食べたのですが、早々に食べて作業をしに行った長男の次に、長女も行って、先にお手伝いし始めていました。


結局、その日の午後は、私達家族で残りの脱穀を全てさせてもらったんです。(パパさんは、とっても重い米袋をトラックに積む仕事してます)



まさか、家族で田んぼの作業をする日が来るなんて思ってもみませんでした。

その数日後、また別の田んぼの脱穀のお手伝いを、その日の朝、急遽する事になったのですが、長女は短い時間で作れるクッキーを作ってくれて、それを持って田んぼに来てくれました。

お手伝いもして、更にお茶の時間に皆さんにクッキーを食べてもらって、美味しいね、ありがとうねと声をかけてもらって…


長女の様子は、いつもとそんなに変わりはしなかったですが、

でも、ココロに光がさして、何かを感じて、エネルギーが動き始めているような雰囲気を感じました。

いつもお世話になっている方々とは、少し話をする事もできて、師匠に教えてもらった事を私にも教えてくれました。

その日の帰り道には、家に帰ると出たくなくなるから、このまま長靴を買いに行きたいと一緒に行き、更にはお菓子作りの材料も買い物して帰りました。

長女にとっては、かなりの行動量です。

この変化が約1週間の中で起こって、私も驚いています。

かなり嬉しいのですが、大喜びしたいのですが、長女はそう言う騒がしいのを嫌がるので、平静を装うのが大変です笑

なんにせよ、驚きの変化です。

それも、長女が田んぼに姿を見せた時に、いつもと変わらず、何もなかったかのように、自然と接してくれた方々のおかげでもあります。

見守ってもらっている事のありがたさを…本当に…感謝の気持ちでいっぱいです…。

とは言え、長い期間、家にいた長女。焦りは禁物で。グイグイ引っ張るのではなく、このまま長女のペースで進んでいくのを見守りたいと思います。

だって、この一歩を進めたのだから。

これからも、必ず進んでいける。

明けない夜はない。

そう信じていたけれど、それは突然やってきました。

良かった…。

SATO LIFE to omogaeru

自然が教えてくれるコト・里山作りのお手伝い・自分なりの生き方、学びのカタチ

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