実をつけない方が良い時もあるんです
昨年に引き続き、ブルーベリーの枝を剪定しています。
今年は、ちゃんとした剪定ハサミを購入して、パチパチやってます。(やっぱり道具は大事ですね、切りやすくて楽し〜い♪)
昨年、一度実を収穫した経験も重なって、初めてやった時よりも感覚がわかってきて、難しいながらも面白いです。
ブルーベリーの枝達とにらめっこしながら、パチパチやっております。
そんな中でですね、元気のない枝が時々いるんです。
元気のない枝は、細ーい小枝をちりばめて、小さな花芽をたくさんつけがちです。
昨年は、それを”もったいない”と思ってできるだけ保存するようにしていたのですが、今年は思い切って花芽を全部とっています。
その方が、枝の力をもう一度復活させることができるからです。枝そのものが元気になれるからです。
小さな花芽をつけたままだと、その実に栄養を送ろうとして、枝全体の力が弱まってしまうんです。
花芽をとっておくと、実をつける数が減ってしまいますが、枝にしっかり栄養を蓄える事ができるので、来年にはまた元気のある枝と出会う事ができるんです。
なんだかね、人も同じかもしれない。なんて思ってしまいました。
一生懸命になっていると、自分が弱っている事に気が付く事さえできなくなって、必死になって結果や成果を出そうとするのだけれど、結果を出す事も難しく、生きる気力も弱くなってしまう。
でも、力を使うのを結果や成果ではなく、自分自身に使う事で(=休む事で)また、自分本来の力を発揮する事ができるようになる。
人間も生き物だといつも感じます。
自然の摂理の中で命があるんだなと感じます。
頭を使って、自分の力でなんとかしようとしがちだけれど、”生き物”である以上、できない事だってある。
でも、それはやり直しや再生が可能でもある。
そこに命がある事そのものに意味があって、すごい事だと。
常に成果が必要なわけじゃないんですよね。
生きていれば、結果や成果がついてくる。
自然ってすごいな〜。
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