誰だってある苦手
先日、娘達と服を買いに行った時、
長女に
『この服はどう?』
と聞くと、
『どう?って何が?
何が良いかわからん
似合うって何?
着ろと言われれば着るけど…』
と言う返事。
予想を覆す返事に
面白いなーと思いつつ
長女はいわゆる発達障害なのを
思い出しました。
長女は、
カタチのないものを
理解する能力が相対的に低いです。
時間
人の行動
感情
などなど
小4で診断され、
ソーシャルスキルトレーニングを
提案されましたが、
本人の拒否により
断念しました。
そういったトレーニング
本人の状況、
トレーニングの内容によっては
とても有効だと思うのですが
結局、"できない"を
毎回つきつけられる事になるので、
当時、自己肯定感がボロボロだった長女は
無理だなと思ったんです。
なんにせよ、
経験から学んでいくしかない。
気長にいくか…と
思った記憶があります。
と言うわけで、
服が似合う…とはなんぞや?を
あの手この手で説明してみましたが、
納得がいかなかったみたいです。
でも、
長女が買い物に出た。
これまでのように、
そこまで苦痛では無さそう。
それだけで進歩。
似合うがわからん。
と言いながらも
試着してみたことも進歩。
苦手を生活の中で
少しずつ。
誰だってある苦手。
少しずつ。
少しずつ。
↓長女作。ラテアート
2.2
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