不登校は、今の時代に必要なギフトなのかもしれない…と思うようになったワケ


学校に行けない。

学校に行ってない。


ええやん別に。
生きていれば、ええねん。


と、思うようになった私。


明るくて、楽観的なイメージかもしれませんが、

実はそうでもないんですよ。

結構、真面目で考え込むタイプなんです。


で、考え込んだ結果が

ええやん別に。

だったんですよね。


楽観的っていうかね、

理論的っていうのかな?

理解能力はあんまりないんですけど、

理屈っぽく考えるタイプなんですよ。


そんな私が子ども達を見てて


学校に行く方が体調悪く

精神的にも苦しそうだなと。


学校行った方がいいんだろうけど、

ウチの子は、

行った方がどんどん人間性を失っていってる状態だったので、

行かない選択しかなかったんですよね。


最初は、

なんで行けないんやろ〜

とか、

私が厳しすぎたからやな〜

とか、

自分を責めたり、悩んだりしてましたけど


私が悩むと、子ども達は、

”自分のせいでお母さんを悩ませてる”

って余計悩むんですよね〜。


どないせいっちゅうねん!!!

ってイライラしたりもしましたけども。


そしたらね、

悩まないようにするしかないじゃないですか(笑)


かと言って、

悩みが消えるわけでもなく〜

どうしたかっていうと…


庭の雑草ぶっちぶっち抜いて、投げてました(笑)

車を運転しながら、泣いてました(笑)

車の中で、叫んでました(笑)

何も考えず、ぼーっと空みてました(笑)

よしもと新喜劇みて大笑いしてました。


私、強くもなんともないんですよ。

むしろ弱いぐらいで。


それでも、体調が悪くなったり、

車や電車が乗れなくなったりしちゃいました。


八方塞がりに思える時もあったり、

うちは一体どないなるねん…って

不安に襲われた事もありました。


で、


そんな状況から脱出したくて

移住しちゃったわけですね〜。

ほんと、必死でした。


逃げてどないするねんって

思われたかもしれないけど、

逃げずに我慢してたら、

家族みんな共倒れ状況だったわけです。



結果、良かったんです。

不思議なぐらい。


水槽の水が変わったような感じです。

息がしやすくなりました。


人生、不思議なものです。


結局、

子ども達の不登校が

家族を長野に連れてきてくれたんですよね。


神戸に恨みがあるわけではありません。

ただ、私たち家族は、

そういう人生の流れだったんだと思ってます。



環境が変わると、

気分も変わります。

やりたいことや、

どんなふうに生きたいか

そんなことまで変わってきました。



空は広いです。

宇宙は広いです。

想像もつかないぐらい。


空に見えている星は

何億年も前の光だったりします。


そんな想像もつかないぐらい宇宙の中で

学校に行けない

なんて、

どれだけちっこい話やねん!!


って話ですよ(笑)


壮大すぎる??(笑)


じゃ、ちょっと規模を小さくして…


学校って、

地球の中で、

日本という小さな国があって、

その国の長〜い歴史の上に、

人間が作ったここ数年の制度です。


他の国にも

様々な歴史や文化もあって、

教育の仕方、考え方も違ったりします。


今だって、歴史の一部なわけで、

今後、経済や教育が変わっていく可能性だって、

大いにあります。


と、するとですね。


今、不登校やら、発達障害とか言われる子達が

時代を引っ張る可能性だってあるわけですよ。


これまでも、

歴史を変えてきたのは

最初は”異端”とされてきた人たちがほとんどです。




”私”が生きてきた中で知っている”常識”で考えると

”学校に行かない”

という選択は”心配”という気持ちになります。


なので、今の大人達が、

不登校の子ども達を”心配する”ということは

理解できますし、共感します。


でもね、

時代は進んでいるわけで

いつまでも自分の”常識”という物差しで考えてたらもったいないですよ。


磨けば光るんです。

可能性は誰だって持ってるんです。


大人自身も、

”常識”を振り払えば

自分の知らない部分が光だしたりもするわけです。


実際、ドキュメンタリーとか見てたら

大人になってから人生がガラッと変わっているような人

想像もしなかったような人生を楽しんでいる人、いっぱいいます。



そういう私も、”常識”の塊でした。

なんなら、今だって抜けきれてない部分もあります。


でも、子ども達が不登校になって

私の”常識”を壊してくれているおかげで

見えてきたことがたくさんあって、

結果的に人生は豊かになりつつあるんですよね。


だから、大丈夫なんです。

自分の事も、子ども達も信じるようにしています。



そんな風に考えてるとね、


子ども達の”不登校”という状況は

これからの時代に必要な”ギフト”なんじゃないかとさえ思えます。


”不登校”をなおさなくていいんです。

”不登校”と一緒に人生を作っていったらいいと思うんです。


自信を失う必要はないっす。


むしろ自信をもっていこう。


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