土と一緒に生きることを感じた日


週末、人生初のセリ採りに行ってきました。

セリとはなんぞや?
どうやって食べるの?

レベルの私たちでしたが(汗)

誘っていただいたので、行ってきました。


いつも作業している場所から少し歩いた

山のふもと?崖のふもと?にある

ちょろちょろと水が流れている場所に

自生しているセリ。


『これがそうだよ。食べてごらん』

と、ぷちっと葉っぱをちぎって

食べさせてもらいました。

ほわっと香りがして、美味しかったです。


他にも、自生してるルッコラがあって、

『これ、ルッコラ。食べてごらん』

と食べさせてもらいました。

少し香りが強くて、若干辛味もあって、

美味しかったです。


私の中で若干衝撃だったのが、

”ぷちっとちぎってその場で食べる”です。


汚いからイヤ

とか、そういう事じゃないんですよ。


食べ物って、どこにでもあるんだ…。

という衝撃です。


私の中で、今まで、”野菜”といえば

スーパー、もしくは直売所で

袋にはいったりしているものでした。


お野菜をいただいたりもしていましたが

土から離れた後のものでした。


それが、今回、セリ採りに行って、

土にまだ生えているものから、

直接葉っぱを食べさせてもらって

”食べる”ってこういう事なんだ。

土から生えているものをいただくという事なんだ。

となんだか衝撃だったのです。


セリ採り後の懇親会では

春になると

たんぽぽなんかも美味しいよ。

アカツメクサも美味しい。

なんでも食べてみると美味しいよ。

食べるものはどこにでもあるよ。

という話を聞きました。


夏になると、魚を採ったりもするそうですが

(許可は必要みたいです)

それは、魚が動く夜に網をなげるそうです。


葉っぱをちぎって食べる経験から、

食べ物はどこにでもあると言うお話。


それから、セリ採りの時に、

”春にまたセリが採れるように

雑草を抜いておけば、

セリがびっしり生えてくるよ”

と言うことで、雑草を抜いたりしたこと。


自分のちょっとした体験と

教えていただいたお話を聞いて


生きるって、こうやって、
自然と一緒に生きることなんだな


と、じんわり感じました。


セリ採り。実は?

採った後の処理が結構大変でした。

川の水で土を落とし

痛んだ葉っぱ、太い根、根に絡む石を落とし

最後に仕上げでまた洗う。


最終的には、根っこごと

天ぷらにしていただきました。

美味しかったです。


土から採って丁寧に洗っていただく。

そして、次にまた食べられるように土を整える


今までは、地区の女性の方が

毎年のように作業をされていたそうですが、

高齢化ということもあり、

今ではそんな姿も減ったそうです。


山や里を守る事の大切さを

なんだかじんわりと感じた1日でした。


写真2枚目は、サワガニです。

これも、素揚げで美味しくいただきました。

今年は台風の影響で数は少なかったみたいですが、

毎年、冬眠の時期に食べると美味しいそうです。

SATO LIFE to omogaeru

自然が教えてくれるコト・里山作りのお手伝い・自分なりの生き方、学びのカタチ

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