経験者が語る、いま、オススメすること〜
ちょっと、本音というか、経験談?を書いてみようかと。
我が家のような、不登校の子を持つ家庭は、すでに今の状況を経験しております。なんなら我が家は3年、一斉休校の状態です(笑)
そして、この状況になった事を、親の責任と見られたりもします。発達障害じゃないかと子どもが原因と見られたりもします。
自分の時間がない、仕事ができない、勉強どうしよう…などの思いや愚痴を言う事もなんとなくやりにくいです。
大丈夫だよー、なんて言ってもらったりもして、ありがたくはあるけれど、何か道があるわけでもなく。
世の中の見方がだいぶ変わってはきているものの、まだまだ、不登校は家庭や個人の問題とされがちで。なぜだか可哀想な家庭にみられてしまったりもして…
なんて、ちょっと愚痴ってみましたが(笑)
このような状況の中で、更に、子どもは毎日家にいる、家を空けにくいという、コロナで引き起こされた一斉休校の状態をすでに経験しているのが、不登校を持つ子の家庭です。
そんな状況を経験してきた人間として、今の状況を考えた時。大変ではあるものの、これはこれで悪くないと思っています。
愚痴を言っておいて、何をバカげた事いってるねん!って感じですよね(汗)
はい、すみません。でも、まぁ、聞いてください。
悪くない。それはなぜか?
これからの時代を生きるための”考える時間”ができたからです。
我が家は、3年前から、今の一斉休校のような、どうにもならない状況に陥って、生きるとは?学ぶとは?をひたすらに考えさせられました。
学校に行けないのはなぜ?行けなかったら、どうなる?学べなかったらどうなる?この子達が生きていく為には何が必要?この子達が大人になる10年後にはどんな時代になってる?子ども達にとって何が一番大切?生きていく上で何が大切?
子ども達に何かを伝えるには、私たち親の生き方はどうあったらいい?
学校に行けずに苦しむ子ども達を目の前にして、生き方、生きる場所、学び方などについて、とことん考えさせられました。
結果、まだまだ、途中経過ではあるけれど、生きる上で大切なものは何か?というのは、見えてきたものがあって、生きる上での価値観が大きく変わりました。
だからこそ、生きる環境を変えるという考えになって、実際に移住することにも繋がって、仕事を変えるということにも繋がって…。結果的に良かったんです。過ぎてみれば、必要な時間でもあった気がします。
強制的に考えさせられた時間があったおかげで、今の人生に繋がったんです。
そして、今、コロナによって全国一斉休校になり、在宅ワークも推奨され、不安もたくさんあるかと思いますが、今まで作ろうにも作れなかった”何もすることがない時間”がたくさんできていると思います。
きっと、今は考える時で、向き合う時なんだと思います。もしかしたら大変な事もあるかもしれませんが、その時間もいずれ何か良い事に繋がるのだと思います。
止まない雨はないですから。必ず空は晴れて太陽が見える時がきます。
不必要に怖がる必要はないと思います。生きていればなんとかなります。
我が家も長女が学校に行かなくなって、3人とも行かなくなって…青天の霹靂というやつでしたが、人生なんでこんな事にと辛い日もありましたが、今では笑って生活しています。
究極、これです。
生きていればなんとかなる。
子ども達が不登校になって、今の状況を3年前から疑似体験していたからこそ言えることです(笑)
とにかく、大丈夫です。
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