違和感にも意味がある


私の子どもの頃の思考を思い出してみると、親や大人に対してこんな事を思っていました。


子ども(自分)のこと、わかってないなー。

この宿題、なんの意味があるん?

この校則、意味あるん?

勉強する意味がわかんない。

自分でやりたい事決めたいねん。

大人ってなんでそんな偉そうなん?

etc...


その反面


お母さん、今日しんどそう。

お父さん、機嫌が悪い。

何があったんだろう?

何が悪かったんだろう?

どうやったら笑顔になるかな?

何をしてあげたらいいんだろう?


こんな事も思っていました。


自分の過去を思い出して、きっと、子ども達も私に対して、同じような事考えてるんだろうなーと気付かされました。


ね。子どもって何もできないわけじゃない。何も考えてないわけじゃない。ちゃんと考えてるんですよね。人はみんな子どもの頃から考えてたんですよね。


なぜかそれを気がつけば忘れてしまってます。


子どもと大人の違いってなんでしょう?


責任を取れるか取れないか?


責任をとらない大人だってたくさんいますよ(笑)


大人になったから、親になったから、完璧になれるわけじゃないですよね。わからない事も不安もいっぱい。未熟な部分もいっぱい。


私も未熟ゆえの失敗を山ほどやってきました。そして自己嫌悪に陥る事もしょっちゅうです(汗)


きっと、大人も子どもも助け合ったら良いのだと思います。親だから完璧であれるはずもなく、子どもだから未熟で何もできないわけじゃない。経験がある大人ができる事があれば、経験がない子どもだからできる事もある。


子どもも大人も、お互いを助け合い、尊敬しあえるって素敵じゃないですか?


子どもが大人を敬う。
それは、大人が子どもを敬ってこそ。



子どもはちゃんと考えてる存在だし、

宿題を意味のある形に変えたらいいし、

意味のない校則はなくしたらいいし、

勉強する意味を知れる機会を作ればいいし、

子ども達が自分で自分のやりたい事をやれる環境を作ればいい。


自分が子どもの頃、大人に対して持っていた違和感を変えていけば、さらに良い未来につながる。


違和感は、きっとそんな進化のためにある。


そんな気がします

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